2020年 NHK教育テレビ
動脈硬化で血管が狭くなったり詰まったりすると、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞、脚が痛む末梢動脈疾患や大動脈りゅうなど命に関わる病気を発症します。早期発見法が紹介されました。
教えてくれたのは、千葉大学大学院教授／医師…横手幸太郎先生です。
目次
動脈硬化とは
動脈硬化は、動脈の内側の壁の中にコレステロールがたまったり、石灰化したりして、血管が老化した状態です。動脈硬化を起こしやすいのは脂質異常症、内臓脂肪型肥満、高血圧、糖尿病、骨粗しょう症、睡眠時無呼吸などの人です。喫煙も動脈硬化を進行させます。
「動脈硬化の最新攻略法」は頸（けい）動脈エコー、CT、MRI、冠動脈造影などの検査で早期発見することが重要です。
早期発見が重要
血管の壁の中にコレステロールがたまって血管が狭くなったり詰まったりする動脈硬化。命を脅かすさまざまな病気を引き起こします。冠動脈で起これば狭心症や心筋梗塞、脳の血管で起これば脳梗塞になります。歩行時に脚が痛くなる末梢動脈疾患や、胸部や腹部の大動脈が破裂することがある大動脈りゅうも動脈硬化が原因です。
自覚症状のないまま進行するので頸（けい）動脈エコー、ＣＴ、ＭＲＩ、冠動脈造影などの検査で早期発見することが重要になってきます。
冠動脈 ➡ 狭心症、心筋梗塞
脳の血管 ➡ 脳梗塞
実は私も心筋梗塞でカテーテルの検査後ステントを入れる手術を体験しました。
動脈硬化の番組内容は
2020年 NHK教育テレビ
自覚症状ないまま進行するので頸（けい）動脈エコー、CT、MRI、冠動脈造影などの検査で早期発見することが重要です。
●講師 千葉大学大学院教授／医師…横手幸太郎，●キャスター 黒沢保裕，岩田まこ都
まとめ
横手教授によると、各国でこれまで報告された症例の約６０％は日本人。国内患者は現在２００～３００人だが、実際にはその１０倍程度と推定されます。認知度が低く、他の病院では原因が分からないケースもあり、同病院で治療を受けられることになった患者が涙を流したこともありました。横手教授は「患者さんは我々が思っている以上につらい。病名が独り歩きする。きちんと研究されている病気なので安心して治療してほしい」と話していました。
健康寿命を延ばすなら、心臓の定期チェックが重要です。
心筋梗塞/狭心症/不整脈/弁膜症/心筋症/高血圧
脳梗塞/脳出血/認知症
しかし定期チェックの検査は必要だということは、よくわかりますがそれを実行するのは大変なことですよね。
でも郵送で簡単にわかる方法があるのなら、それが便利で簡単です。疾患のリスクを手軽にチェックしたい方におすすめします。
NT-proBNP検査とは郵送検査で心臓と脳血管の危険度がわかります。
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NT-proBNP検査は、原因となる疾患を特定するものではなく、心臓への負担の程度を知ることでリスクを予測するスクリーニング検査です。
