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家族葬の費用や相場は?お通夜から告別式迄すべてを詳細に解説

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テレビや雑誌など最近メディアでよく取り上げられている家族葬。その言葉を耳にはするけど、意味を理解できていない人も多いのではないでしょうか。

「一般葬との違いは?」、「値段は変わってくるの?」など、色々気になりますよね。そこで今回は、家族葬の基本的な概要の解説を始め、一般葬との違い、家族葬が増加している理由を解説いたします。

家族葬にご興味のある方は、ぜひご覧になってください。

目次

家族葬とは

 家族葬とは?

家族葬とは家族や親族、親しい友人・知人を中心に集めて小規模にて行う葬儀形態の事です。

葬儀の名前から「家族だけなの?」と思われる方もいるかも知れませんが、親戚や関係の深い知人を呼ぶこともできます。

葬儀の参列人数は大体1~30人ほどで、一般的な葬儀と同様に僧侶をお呼びして行われることがほとんどです。

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家族葬と一般葬の違いは?密葬や身内葬との違いも解説

気になる一般葬との違いですが、大まかな違いはありません。例えば、葬儀の流れは一般的な葬儀と同様、通夜の翌日に告別式(葬式)、火葬を行うという流れです。受付の担当に関しても同様です。

基本的には直系の親族以外の人に頼む形となります。少し遠い親戚や親しい友人など、信頼できる人にお任せするのが一般的です。

しかし、あんまり参列者が少ない場合には直系の親族が担当したり、既に参列者が揃っている場合は受付を設けなかったりする場合もあります。ですから、結局のところ一般葬との違いは参列人数および規模の大きさだと思って頂ければ問題ありません。

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密葬や身内葬との違いは?

葬儀形態の中には「密葬」や「身内葬」と呼ばれるものもありますが、言葉の形から家族葬と似た感じがします。

しかし、これらの葬儀形態は家族葬と微妙な違いがあったりします。まず密葬ですが、形式は家族葬と同じく小規模で展開されます。

ただ、密葬の場合、お通夜・告別式で終わるのではなく日を改めて一般の方をお呼びする「本葬」を行います。そのため、有名人や著名人、会社の経営者など、参列者が多くなる場合に行われます。

もう1つの身内葬ですが、これは呼び方が違うだけであって、まんま家族葬と一緒です。密葬のように何かがプラスされるということはありません。

ただ、葬儀会社によってはプランを分かりやすくするために「家族葬」と「身内葬」で分けることがあります。例えば、参列者30人は家族葬、参列者60人は身内葬といった感じで、プランごとに呼び方が変わります。

近年なぜ家族葬は増加しているのか?その理由を解説

2017年に行われた「第3回お葬式に関する全国調査」によりますと、家族葬を行った家庭は37.9%と結果が出ております。4割弱が家族葬を行っている事が分かり、もはや一般葬(一般葬は52.8%)に次ぐスタンダードな葬儀として定着しています。

では、なぜ近年家族葬は増加していきているのか。ここでは家族葬が選ばれる理由をまとめました。

  • 地域のコミュニティーの変化

昔は近所付き合いが盛んでもあった事から、地域のコミュニティーはとても充実していました。「近所の知人は家族と同じ」と言うぐらい強固な関係で結ばれていたのです。

そのため、1人が亡くなれば近所の人達が集まり、大勢の中で葬儀が行われていました。しかし、時代が経過するに連れて地域間での交流は薄くなっており、その影響に伴い葬儀で大勢の人を呼ぶ需要も減ってきています。

これによって、家族葬を選ぶ家庭が増加している傾向にあります。

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詳しい内容の情報は、こちらのページで見ることができます。

  • 費用が安く抑えられる

非常にシンプルではありますが、費用が安く抑えられるという理由で家族葬が選ばれることもあります。参列者が少なくなるほど、それに比例して費用も少なくなりますので、一般葬に比べて家族葬は安く済ませられます。

  • 故人と落ち着いてお別れできる

一般的な葬儀では多くの参列者に気を配らないといけないのもあり、なかなか落ち着くことができません。人数が多いのもですが、中には面識の薄い人もいるわけですから、気を抜きづらいもの。

しかし、親しい人達だけを集めた家族葬であれば、遺族の心の負担も軽くなって故人とのお別れにも落ち着いて向き合えます。

  • 自由な葬儀を行うことができる

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親戚や親しい人達で行う家族葬であれば、世間体を気にする必要もありません。例えば、故人の方が趣味で作ったものを展示してあげるなど、ややフリーな葬儀を展開できます。

  • 料理や返礼品を葬儀社に任せる必要がない

大勢の人を招待する一般葬の場合、料理や返礼品の準備は基本葬儀屋さんに任せる形となります。しかし、人数の少ない家族葬なら遺族の方の負担も軽くなりますので、必ずしも葬儀屋に依頼する必要はありません。例えば、料理なら行きつけのお店で食事ができますし、返礼品なら用意しないという選択肢も入れられます。

 

以上、5つの理由から家族葬は増えている傾向にあります。

詳しい内容の情報は、こちらのページで見ることができます。

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まとめ

今回は家族葬の基本的な概要について解説いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

費用を抑えられたり自由な形で葬儀を行えたりとメリットの多い家族葬ですが、限られた人数しか参列できないため、それがトラブルに発展するケースもあります。

必ずしも良いことばかりとは限りませんので、その内容を踏まえた上でどういった葬儀を行うべきかを判断しなければなりません。

当サイトでは、他にも家族葬に関する情報を発信してまいりますので、家族葬を検討する上での参考にして頂ければと思います。

ご安心ください。どんなご質問にも
専門のスタッフが丁寧にお答えいたします。

 

家族葬のお通夜・告別式の注意点とは?呼ぶ人の範囲、マナーを解説

近年、一般葬に次いで多く行われているのが家族葬。時代の経過による地域コミュニティーの変化や故人とのお別れがゆっくりできるなどという理由から、選ばれています。

ただ、一般葬との違いから「どこまでの人を呼べばいいのか」、「親族ではないけど、自分は参列したほうがいいのか」など、遺族・関係者共に悩んでしまう部分はあります。

そういうわけで今回は、家族葬が行われる際に悩まないよう、呼ぶ人の範囲やマナーをまとめました。遺族の立場と関係者の立場で、それぞれ解説いたしますので、ぜひ参考にしてください。

家族葬におけるお通夜・告別式とは?

そもそも家族葬における「お通夜」や「告別式」がどういったものか気になる人も多いのではないでしょうか。結論を申し上げますと、家族葬は基本的に一般葬と同じです。通夜を行い、翌日に告別式・火葬を行うという形になります。

家族葬というのは家族や親戚、故人と親しかった人を中心に集めて行う小規模な葬儀の事で、10~30人ほどで行われます。

ですから、大きな違いとしては、参列人数および葬式の規模の大きさだと思って頂ければ大丈夫です。

 

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遺族側が知っておきたい家族葬で呼ぶ人の範囲とマナー

家族葬に呼ぶ範囲は、一般的に葬儀を執り行う遺族が決める形となりますが、基準の線引きはきちんとしておく必要があります。曖昧な基準で呼ぶ人呼ばない人を決めてしまうと、後々トラブルにつながってしまう可能性があります。

とはいえ、家族葬は参列者が限定される分、逆にどこまで呼べばいいのか悩んでしまうところ。ここでは、そんなモヤモヤを解消するために、遺族側が参列者を呼ぶ際に知っておきたいマナーを詳しくまとめました。

  • 家族葬(葬儀)に呼ぶ範囲と線切り

家族葬の参列をお願いする場合、基本的に葬儀の規模によって決まってきます。最高30名までと仮定すれば、以下のように線引きを行うと良いでしょう。

  1. ・10名程度:故人の配偶者、子供(配偶者含む)、親や孫まで
  2. ・20名程度:10名の範囲に加え、故人の兄弟姉妹およびその配偶者
  3. ・30名程度:20名の範囲に加え、故人のいとこや甥・姪、親しい知人

このように20名までは二親等を中心とし、30名程度で行う場合は三親等・親しい知人も追加という形で線引きを行いましょう。

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  • 訃報の知らせは関係者全員に伝えても問題ない

葬儀に呼ぶ人を限定する以上、「訃報を伝える人も限定したほうがいいのか?」と迷うかも知れませんが、その必要はありません。訃報に関しましては、葬儀に参列しない人であっても伝えて大丈夫です。

なぜなら、黙って葬儀を行った後に報告を行うと、親族間のトラブルにつながる恐れがあるからです。

家族葬に対しての理解はあっても、解釈の仕方は人それぞれですので、誤解を招かないよう事前に「身内で済ませます」という趣旨を伝えておいてあげましょう。

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    親族には臨終前に知らせる

身近な親族には、なるべく臨終前に知らせておいてあげましょう。特に両親や子供、兄弟姉妹といった直系の親族には、たとえ疎遠していても連絡してあげてください。

臨終前に知らせておくことで、相手側もある程度は心の準備を済ませておけます。

参列者(関係者)が家族葬で抑えておきたい注意点・マナー

遺族側も葬儀の準備などで色々慌てているため、明確な情報が欠けていることも珍しくはありません。そうしたとき、参列予定のある人はどのように行動を取ればよいのか。

ここでは、参列者(関係者)が家族葬で抑えておきたい注意点・マナーをまとめました。

  • 直接招待されていない場合は参列しない

最初でも説明した通り家族葬というのは、親族や親しい人だけを集めて行いますので、誰でも参加していいわけではありません。お知らせを招待と勘違いして葬儀に参列してしまう人もいますが、それはマナー違反なので要注意です。

そのため、お知らせが来ても、直接招待されていない限りは参列してはいけません。

  • 参列時の服装は喪服で

葬式での服装と同様、家族葬も喪服を着用して参加するようにしましょう。人の死を悼む場に目立つような恰好で行ってしまうと、場の雰囲気は台無しになりますし、周囲から常識のない人だと思われてしまいます。

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    香典

家族葬では香典を辞退する遺族も少なくはありません。招待状に香典辞退の趣旨が記載されていれば持っていく必要はないでしょう。また、記載がない場合でも香典を受け取らないことが多いですが、中には家族葬であっても香典を受け取る遺族はいます。

そのため、香典が必要か不要か曖昧な時は、念のため用意だけでもしておくことをおすすめいたします。そして、現地で確認を行い、遺族の意向に従うとよいでしょう。

  • お悔やみの電話と弔問のベストなタイミング

これは参列しない人が頭に入れておいてほしい内容になるのですが、お悔やみの電話および弔問の際はタイミングを窺う必要があります。まず、お悔やみの電話は、葬儀から1週間後の落ち着いた頃がよいでしょう。

葬儀前から葬儀が終わるまでの間、遺族は故人とお別れの時間を過ごしており、その間に電話を差し上げるのはマナー違反となってしまいます。そのため、葬儀が終わって少し落ち着いた1週間辺りがベストなのです。

次に弔問ですが、遺族の状況を見ながら訪問の日程を判断しましょう。

遺族がバタバタしているときに、訪ねても迷惑になりかねませんので、必ず事前に電話などで確認を取っておくとよいでしょう。ですので、お悔やみの電話を差し上げたついでに確認するのも有りです。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

葬儀というのは故人とのお別れを悼むというシビアな場面でもあるため、いっそうお互いが気を遣わなければなりません。

ですが、そうした場面の中でもマナーをきちんと守れれば、お互い不愉快な思いをすることなく今後も今までどおりの関係を続けていけるでしょう。

家族葬でのマナーを守るためにも、今回お話した内容がお役に立てば幸いです。

詳しい内容の情報は、こちらのページで見ることができます。

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家族葬の金額はいくらかかるのか?必要な費用、安く抑える方法を解説

家庭の事情や費用の理由などから、家族葬を検討されている方も多いのではないでしょうか。

家族葬は一般葬に比べてどのくらい安くなるのか。もし、家族葬を行う場合、費用はどのくらい抑えられるのか。何事においてもですが、お金が絡んでくる事はきちんと把握しておきたいですよね。

そういうわけで今回は、家族葬の費用に関する情報をまとめました。また、参列者が遺族に渡す必要な香典や弔電の金額についても紹介いたします。

遺族と参列者それぞれの視点で語りますので、家族葬の費用について詳しく知りたい方はぜひご覧になってください。

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家族葬の金額の費用相場は

まず、最初に気になるのが家族葬にかかる金額の費用の相場ですよね。エンディングデータバンクが2017年に、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県を対象に調査を行ったところ、平均費用は「1,102,079(110万2千)円」でした。

家族葬であっても値段は少々高めではありますが、結局は平均に過ぎません。必ずしも100万円が必要になるわけではなく、葬儀の規模によっては20万円~50万円で済む場合もあります。

一方、一般葬の平均費用は、2017年に日本消費者協会が行った「葬儀についてのアンケート」報告書の結果、「195.7万円」でした。これらの調査結果から分かるのは、家族葬と一般葬は約80万円の差があるということです。

この結果を見ると、やはり家族葬のほうがお得であることが窺えます。

家族葬に必要な金額費用は?

家族葬に必要な費用というのは、1つにまとまるものではなく、項目ごとに必要な費用が生じます。ここでは家族葬に必要な費用の内訳をまとめました。

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    葬儀一式にかかる費用

1つ目は、葬儀そのものに発生する費用です。葬儀場の使用料を始め、火葬場の使用料、司会進行、棺、花祭壇、焼香台、骨壺などが含まれます。これで大体数十万以上はかかるとされています。

  • 飲食費

葬儀における飲食費というのは、通夜ふるまいや告別式後の精進落としに必要な飲食代の事です。1人あたりにかかる飲食費は大体3000~6000円とされています。

  • 返礼品

香典返しや会葬御礼品が返礼品に該当します。相場は大体2000~3000円ほどです。

詳しい内容の情報は、こちらのページで見ることができます。

  • 宗教者へのお礼

宗教者へのお礼は、読経料や戒名料、御前料、御社代など、お布施の事です。全てを含めての費用は、15万~20万円とされています。ただ、戒名は宗派やランクによって異なるため、20~30万円以上かかる場合もあります。

家族葬の金額費用を安く抑える方法

こうして細かく見ると、要所でお金が必要になってくるため、自分が予想していた以上に葬儀代が高くなってしまいます。

故人を弔うためとはいえお金の事になると、頭が痛くなってきますよね。ですが、工夫次第では家族葬の費用を大きく抑えることができます。

 

ここでは家族葬を安くするための方法を紹介いたします。

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    葬祭費給付制度を使用する

葬祭費給付制度とは、故人が国民保険か後期高齢者医療制度に加入していて、葬儀を行った喪主が申請することで国や自治体から葬儀の一部を支給頂ける制度の事です。亡くなった日から2年以内に市役所や区役所に申請を行うことで、国民健康保険は5万~7万円、後期高齢者医療制度は3万~7万円が支給されます。

また、故人が健康保険に加入していた場合、埋葬料給付金制度といって埋葬料を最大5万円まで受け取れる制度があります。埋葬料給付金制度も亡くなった日から2年以内に勤務先か社会保険事務所に申請することで支給されます。

  • 市民葬・区民葬にする

市民葬や区民葬は、葬儀社に依頼するよりも費用を安く抑えることができます。なぜなら、葬儀に必要な最低限のサービスを低額で提供しているからです。ただ、逆の言い方をすれば、最低限のサービス以外は実費となってしまうため要注意です。

ドライアイスや飲食費などの備品、返礼品は対象外となります。また、全ての市や区が実施しているわけではありませんので、お住まいの地域によっては不可の場合があります。

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    料理や返礼品を用意しない

一般葬では、料理や返礼品は葬儀会社に任せるケースがほとんどです。これは内容から分かる通り、参列人数が多いことや世間体を意識しなければいけない、といった理由だからです。しかし、親族間で行う家族葬であれば、返礼品を用意しないという手もありますし、料理も馴染みのある飲食店で済ませられます。

つまり、葬儀社に頼む内容が減るわけですから、料金の調整も行いやすくなるのです。これは、まさに世間体を気にせずに行える家族葬だからこその強みと言えるでしょう。

参列者側が知っておきたい香典・弔電の費用

家族葬では香典を辞退する遺族も少なくはありませんが、必ずしもそうとは限りません。もし、家族葬に参列する場合、香典・弔電はいくら必要なのか?まず、香典は以下の通りです。

 

・親:5万~10万円 ・兄弟姉妹:3~5万円 ・祖父母:1~3万円

・その他の親族:1~2万円 ・友人や職場関係の人:5000~1万円

 

血縁関係が近いほど、感謝の気持ちを込めるという意味でも包む金額が上がってきます。また、金額にバラつきがあるのは、年齢によって変わってくるからです。年齢を重ねている人ほど、金額が上がる傾向にあります。

ただ、これは絶対なルールではなく、金銭面で厳しい方は必要最低限の額を用意するだけで問題ないでしょう。次に弔電ですが、こちらは大体3000~5000円ぐらいが相場です。

香典に比べて安いですが、弔電は金額よりも弔意を伝えることが重要になってきます。そのため、台紙のデザインや文面などに気を配るようにしましょう。

特に故人と親しい関係にあった場合は、お花がついている台紙などを選んであげることで、より弔意が伝わります。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

家族葬の最終的な金額費用は、葬儀社やプラン、遺族の事情も関係してくるため、ここではハッキリとした答えは出せません。しかし、金額が高いにしろ安いにしろ、事前に細かい支出を把握しておくことで、いざという時に落ち着いて対処できます。

特にお金の問題は、何も知らないと後々大損してしまうこともありますので、これを機にしっかりと把握して頂ければ幸いです。

詳しい内容の情報は、こちらのページで見ることができます。

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家族葬のメリットとデメリットを詳しく解説!どういった人におすすめ?

葬儀には一般葬を始めさまざまな形式がありますが、中には家族葬を検討されている方も多いのではないでしょうか。家族葬とは親族や親しい人を中心に、10~30人ほどで行う小規模な葬儀の事です。

小規模で挙げられることで金銭面や心身的な負担が軽くなるなどの理由から、近年一般葬に次いで注目を浴びています。とはいえ、家族葬だからといって必ずしもメリットだらけとは限りません。

メリットばかりに囚われて家族葬を選んでしまうと、後悔につながってしまう恐れもあります。そこで今回は、家族葬のメリットおよびデメリット、どういう人におすすめなのかを解説いたします。

家族葬に興味のある方は、ぜひご覧になってください。

 

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家族葬が選ばれる理由とメリットを解説

家族葬が世間に浸透し出したのは、地域によるコミュニティーの変化が挙げられます。今から20~30年ほど前までは、地域間での交流が盛んでした。その事もあってか、1人が亡くなった際には、近所の人達も集まって弔うことが当たり前でした。

そのくらい強い関係で結ばれていたという事ですね。しかし、時代が経過するにつれ地域間での交流は薄くなり、その影響に伴い葬儀で呼ぶ人数も減っていきました。

そのため、一般葬よりも小規模に行える家族葬を希望する方が増えてきたのです。ただ、家族葬では他にも細かい部分でメリットがあることから、人気を集めております。

ここでは家族葬のメリットを紹介いたします。

  • 費用が安く抑えられる

葬式の規模が小さくなれば当然費用も安く抑えることができます。一般葬に比べて安く抑えられる事から、家族葬を選ぶ家庭も少なくはありません。

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    故人とのお別れに向き合える

一般葬では、多くの参列者に気を配らないといけないため、なかなか故人との時間に集中できません。中には、面識が薄い人や自分より立場の高い人が参列されていることもありますので、気を抜くこともままならないでしょう。

しかし、親族や親しい人だけを集めた家族葬なら遺族の心の負担も軽くなり、落ち着いて故人とのお別れに向き合えます。

  • 自由に葬儀を行える

多くの人が集まる一般葬では世間体を意識しなければなりませんが、親族や親しい知人のみで行う家族葬なら、そんなに深く意識する必要はありません。もちろん、あんまり派手すぎるのも良くないですが、故人が趣味で作ったものを飾るなど、多少はフリーに展開できます。

 

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    料理や返礼品を葬儀社に任せる必要はない

大勢の人を招待する一般葬の場合、料理や返礼品の準備は基本葬儀社に任せる形となります。しかし、小規模で行う家族葬なら遺族の負担も軽減できるため、無理に料理や返礼品の準備を葬儀社に任せる必要はありません。

料理であれば参列者と相談し合って近場の飲食店で会食するのも有りですし、返礼品なら敢えて用意しないという手もあります。所々で融通を利かせられるという意味でも便利です。

  • 見積額と請求額に差が出にくい

一般葬では、予想以上に参列者が多くなってしまうこともあり、見積額と請求額に大きな差が生じてしまうことがあります。一方、家族葬は比較的参列者の数が定まっているため、大きな差が出ることはほとんどありません。ですから、後で予想以上の金額が請求されて慌てる心配もないでしょう。

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家族葬のデメリットを解説

家族葬にはメリットが多い反面、デメリットもいくつかあります。ここでは家族葬のデメリットを解説いたします。

  • 費用は抑えられても負担額が大きくなる可能性がある

先ほどのメリットにて「費用を抑えられる」と解説しましたが、これには1つ罠があります。それは、香典収入の減少で家計からの負担額が大きくなる可能性があるという事です。

一般葬では多くの人から香典を頂けることもあり、葬儀代を香典収入で賄うことができます。しかし、家族葬は人数が少なくなってしまうため、赤字になるリスクも上がってしまうのです。

一般葬では多くの人から香典を頂けることもあり、葬儀代を香典収入で賄うことができます。しかし、家族葬は人数が少なくなってしまうため、赤字になるリスクも上がってしまうのです。

そのため、葬儀社に予め見積額を算定してもらって金額を把握しておく必要があります。また、家族葬なら30万~50万円と比較的安いプランもありますので、予算が厳しい場合は低価格プランを選ぶのも良いでしょう。

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    参列したかった人が参列できずトラブルにつながる恐れがある

家族葬は親しい人を中心に集めますが、「親しい人」というのは個人の感覚にもなってくるため線引きが難しくなってきます。「どうして私は呼んでくれなかったのか?」などと不満に感じる方も出て、トラブルにつながる恐れがあります。

これを回避するためにも、故人の知人には葬儀前に家族葬で行う趣旨を伝えて理解していただくようにしましょう。多くの人は葬儀に参列できなかった事よりも、報告が無かった事に不満を抱く傾向にありますので、事前報告は行っておきましょう。

  • 葬儀後の弔問対応に追われることがある

葬儀に参列できなかった方は、後日弔問に訪ねてくることがあります。特に故人の知人が多いほど、弔問の頻度も上がってきます。また、弔問は不定期の場合が多いので、家族の方は対応に追われてストレスを感じてしまうようです。

そのため、葬儀前の報告時や葬儀後に「弔問や香典は遠慮いたします」といった趣旨の案内を、故人の関係者に送っておくようにしましょう。

ただ、中にはそれでも弔問される方もいるかも知れませんので、すぐ対応できるように返礼品は予めいくつか用意しておくことをおすすめいたします。

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家族葬はどんな人におすすめなのか?

家族葬には、メリットとデメリットがそれぞれあるわけですが、実際どういった人におすすめなのか。家族葬は、故人の知人があまり大人数でない場合におすすめと言えるでしょう。

先ほども解説しましたが、家族葬は香典収入による赤字や葬儀後の弔問訪問の対応など、リスクもあります。もちろん、故人の気持ちを考えることが最重要ですが、後の事を考えたら交友関係も意識しておく必要があります。

ですから、有名な人や大きな会社を経営していた人など人脈が広かった人は、家族葬よりも一般葬が向いているかも知れません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

近年家族葬を選ぶ家庭は増えていますが、必ずしも家族葬にする必要はありません。

家族葬のメリットとデメリットの把握、知人の数などしっかりと事前リサーチを行い、どの葬儀が最適なのかを選んで頂ければ幸いです。きちんと考えた上で決めた葬儀であれば、後悔することなく故人を天国に見送ることができるのではないでしょうか。

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家族葬の四十九日・一周忌法要、正しい挨拶のやり方を解説!挨拶例あり

家族葬のお通夜や告別式の流れやマナーは理解していても、四十九日法要や一周忌法要に関しては詳しくない方も多いのではないでしょうか。法要を行う際、会場や呼ぶべき人の範囲はどうすればいいのかなど、気になる箇所が多いでしょう。

そういうわけで今回は、家族葬における四十九日および一周忌法要について解説いたします。また、法要で悩みがちな挨拶のやり方もまとめましたので、よろしければ参考にしてください。

家族葬における四十九日・一周忌法要とは?

家族葬における四十九日・一周忌は、基本的に一般葬で行う場合と同じ意味です。ただ、中には四十九日や一周忌が何なのか分からない方もいるかと思います。まずは、四十九日法要と一周忌法要、それぞれについて解説いたします。

  • 四十九日法要とは?

四十九日法要とは、故人が亡くなった日から数えて49日目に行う追善法要の事です。この世に滞在していた故人の魂があの世に旅立つ日でもあります。

では、なぜ49日なのか?

仏教では人が亡くなると、あの世で7日ごとに極楽浄土へ行けるかの裁判が行われ、最後の判決が49日目となります。故人を極楽浄土に導いてあげるという意味から、四十九日法要は行われるようになりました。

ですから、お通夜や告別式に次いで重要な位置づけとなってきます。言葉の通り本来は人が亡くなって49日目に行う法要ですが、平日だったり親族が揃わなかったりで、少し早く行う場合もあります。

ただ、故人が旅立つのは49日目なので早く行うのは良いとしても、49日目以降に行うのはNGです。

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    一周忌法要とは?

一周忌法要とは、人が亡くなってから満1年目(同月同日)の命日に行われる法要の事です。一周忌法要も同月同日に行うものとされていますが、四十九日と同様、家庭や平日の都合で日にちをずらして行われることが多いです。

また、似た用語で「一回忌」と呼ばれる法要がありますが、こちらは命日の別の呼び方です。例えば、三回忌は故人が亡くなって2年後に行われますが「何で2年後なのに三回忌なの?」と思う人もいるでしょう。

しかし、これは「3回目の命日」という意味になるわけですから、三回忌になるのです。そのため、2回目の命日にあたる一周忌は二回忌とも言えます。

家族葬における四十九日・一周忌法要を行う際に知っておきたい知識

家族葬における四十九日や一周忌は、一般葬と比べて微妙な違いがあったりします。家族葬を検討されている方は、ぜひ目を通して頂きたいです。

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    会場

家族葬で法要を行う場合、人数が少ないこともあり、お寺か自宅で行うことが多いです。お寺が見つからない場合は、会食付きのプランで葬儀社にお願いするケースもあります。

いずれにせよ、お寺や葬儀社で法要を行う際は、参列者の事情を考えて1ヶ月前には手配を済ませておくようにしましょう。

  • 親族はどこまで呼ぶべきか?

親族を呼ぶ範囲は家族葬と同様、家族や親戚、故人と親しい知人を集めて行います。ただ、この呼ぶ範囲というのは非常に曖昧でもあり、事前に線引きを行っておかないと後々トラブルにつながる場合があります。

例えば、規模が小さい場合なら二親等、少し大きめの規模で行うなら三親等まで招くという風に線引きすると良いでしょう。

  • 服装

四十九日や一周忌は、礼服を着用することが基本です。親戚同士が中心に集まる場といっても、法要会場に足を運ぶ以上、最低限のマナーは守らなければなりません。

また、礼服以外の服装で参列するのであれば、男性は黒のスーツ・ネクタイ・靴・靴下、女性は黒のスーツorワンピース・アンサンブル・ストッキング・靴を選ぶようにしましょう。

注意点として、服装の色は基本的に黒で染めること、男性はビジネススーツではなくフォーマルスタイルに、女性は肌の露出が少ないデザインを意識してください。アクセサリーも結婚指輪以外に余計なものを着けない、ネックレスは真珠一連のタイプが無難です。

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    会食

家族葬の四十九日や一周忌では、会食を行うか行わないかは施主の判断次第です。ただ、仮に行う場合は会場の手配と同時に行ったり、近場の飲食店を予約したりするなど、事前に準備を済ませておく必要があります。

こちらも参列者の事情を踏まえ、1ヶ月前までには準備しておくと良いでしょう。

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家族葬の四十九日・一周忌法要における挨拶のやり方とは?挨拶例と一緒に解説

四十九日や一周忌を行う際に、もう1つ重要とも言えるのが法要時の挨拶ではないでしょうか。たかが挨拶されど挨拶と言うように、こういった場面での挨拶は非常に重要となってきます。

何も知らないまま適当な挨拶を行ってしまうと、参列者の方々から変なイメージを抱かれてしまうこともあります。とはいえ、どんなタイミングでどういう風に挨拶すれば良いのか分からないですよね。

まず、四十九日・一周忌で行う挨拶のタイプは以下の通りです。

・はじめの挨拶 ・中締めの挨拶 ・法要後、会食がないとき

・法要後、会食があるとき ・締めの挨拶

ここでは、これらの挨拶について詳しく解説したいと思います。

  • はじめの挨拶

はじめの挨拶は、法要の開始時に告げます。以下、例文です。

「本日はお忙しい中、お集まりいただき誠にありがとうございます。これより亡き父〇〇の四十九日法要(一周忌法要)を始めさせていただきます。本日は□□寺の住職△△様にお願いいたしております。それではよろしくお願いいたします。」

故人の名前は基本的に本名を述べますが、宗派によっては戒名を使うこともあります。

  • 中締めの挨拶

中締めの挨拶は、読経が終わり一区切り付いたタイミングで行います。

「本日はご多忙の中、お集まりいただきありがとうございました。おかげさまで、父〇〇の四十九日法要(一周忌法要)を無事に終えることができました。生前親しくさせて頂いた方に代わり、厚くお礼を申し上げます。皆様にはこれからも変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。」

この時、故人の思い出を話すのも有りですが、手短に済ませましょう。

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    法要後、会食がないとき

法要後、会食を行わない場合は以下のように締めくくります。※中締めの挨拶を行った事を前提としております。

「引き続き皆様と一緒に粗宴を囲みながら亡き父の死を偲びたいところですが、遠方からお越しの方が多いこともありますので、本日はこれにてお開きとさせていただきます。本日はありがとうございました。」

  • 法要後、会食があるとき

では、今度会食があるときの挨拶例を見ていきましょう。

「粗宴ではありますが本日、会食の場を設けさせていただいております。亡き父の思い出を話しながら召し上がって頂けると幸いです。お時間が許す限り、どうぞゆっくりとおくつろぎください。」

  • 締めの挨拶

締めの挨拶は会食が終わり、最後の締めとして行う挨拶です。

 

「本日はお忙しい中、お集まりいただき誠にありがとうございました。まだまだ皆様とお時間を過ごしたい気持ちはありますが、そろそろお時間となりますので、本日はこれにてお開きとさせていただきます。父〇〇がいなくなり寂しい気持ちはありますが、残された家族一同、力を合わせて頑張っていきたいと思います。どうぞこれからも変わらぬご支援のほど、よろしくお願いいたします。本日は誠にありがとうございました。」

この時、香典返しなどの返礼品を用意されている場合は、最後の挨拶の前に「ささやかではございますが、お礼の品を用意させていただいております。お荷物になって恐縮ですが、お帰りの際はお忘れなくお持ち帰りください」、と一言入れておくと良いでしょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

家族葬の四十九日・一周忌法要は、基本的に一般葬と同じではありますが、呼称の違いからやり方にも違いがあるのではないかと思われがちです。

しかし、大まかな流れは一緒なので、一般葬にて四十九日や一周忌の施主を努められた経験のある方であれば余ほど心配は無いでしょう。

また、家族葬で初めて施主を努める形になっても、今回お話した内容を見直して頂けたらと思います。

当サイトでは、他にも家族葬に関する内容をまとめておりますので、気になる方はぜひご覧になってください。

詳しい内容の情報は、こちらのページで見ることができます。

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