サラダ春菊をご存知でしょうか。冬になると鍋で大活躍する春菊は最近では生で食べられる品種が登場し人気です。
独特な香りや食感、苦みが特徴の春菊は、鍋で食べても美味しいですが生で食べても美味しいのです!
さらに栄養価の面では緑黄色野菜の中でもトップクラスです。体内でビタミンAに変わるベータカロテンやビタミンC、鉄分、カルシウム、葉酸などが豊富に含まれています。
サラダ春菊はプランターでも手軽に育てられて、とても美味しいのでおすすめです。
今回はサラダ春菊の育て方をご紹介します。
サラダ春菊をプランターで失敗しない栽培方法
野菜を家庭菜園で育てるとき失敗しないか心配ですよね。サラダ春菊のプランターでの栽培方法をご紹介します。
まずは春菊の種類をチェックしましょう。
春菊は春まき向きの株はり型と秋まき向きの株立ち型があります。
- 株はり型:収穫は引き抜き
- 株たち型:摘み取り収穫で長期間収穫を楽しめる
春菊の旬は秋冬で、適正な生育温度が15〜20度と冷涼な気候を好みます。春まき向きの春菊もありますが、旬の秋冬に収穫ができるように栽培する方がおすすめです。
プランターで栽培するときはどちらにするか決めて進めましょう。
サラダ春菊をプランターで失敗しない育て方
サラダ春菊を育てる際のポイントを3つに絞って解説します。
- 水やり
- 土・肥料
- 害虫
【水やり】
春菊は発芽率の低い植物です。発芽しないことも考慮して多めに種をまいておきましょう。
また発芽前は土が乾燥しないように濡らした新聞紙などで覆いをすると水分の蒸発を防げます。
発芽時や生育途中で乾燥すると育ちにくいので、こまめに水やりをしましょう。
【土・肥料】
春菊は発芽の際日光を必要とします。そのため種をまいたあとは覆土を薄めにかけておきましょう。また、春菊は乾燥を嫌うため、土に堆肥や有機質脂料を入れ保水性を高めます。
本葉が2、3枚出てきた頃から2週間に1回程度追肥します。冬場は温度が下がって植物がうまく栄養を吸収できなくなるので追肥は控えましょう。ホームセンターで売っている野菜用肥料でも対応できますよ。
【害虫】
春菊は独特の香りのため比較的害虫が寄って来ない植物ですが、アブラムシやハエなどが発生する場合もあります。すぐに駆除できるように農薬などは用意しておきましょう。
サラダ春菊の栄養価の高い収穫の季節はいつ?
サラダ春菊の栄養価の高い収穫の季節は旬の冬で10月〜2月頃です。野菜は旬の時期に栄養価も高まります。
ビタミンCやカルシウム、カリウム、鉄分などの栄養素が豊富に含まれていて、特にベータカロテンの含有量は多く呼吸器系の免疫力アップに繋がりますよ!
食物繊維も豊富なので腸内環境良化にも効果があります。
冬の野菜春菊をサラダ春菊としてそだててみよう!
春菊は冬が旬の野菜で緑黄色野菜の中でもトップクラスの栄養素を豊富に含んでいる優秀な野菜です。
鍋物でも美味しいですが、最近では茎や葉が柔らかく生でも食べられるサラダ春菊も人気です。春菊独特の香りや苦みをダイレクトに楽しめますよ。
家庭菜園としてプランターでも気軽に育てられるため、種類や栽培方法のコツをチェックして是非育ててみましょう!