「母の日の由来と意味についてと2023年人気のプレゼントについて」を詳しく掲載しました。やはり赤のカーネーションに花言葉を添えて贈るのがベストです。補足として「父の日」にも少し触れましたのでお読みください。
母の日の由来と意味は?
1905年5月9日、アメリカのフィラデルフィアに住む少女が母の死に遭遇したことで生前に母を敬う機会を設けようと働きかけアメリカ全土に広まったことに由来します。
やがてこの働きかけがアメリカ全土に広まり、1914年には当時の大統領「ウイルソン」が、5の月第二日曜日を「母の日」と制定し国民の祝日となりました。
少女の母親が好きだった白いカーネーションを祭壇に飾ったことから、母が健在であれば赤いカーネーションを、なくなっていれば白いカーネーションを胸に飾るようになり、カーネーションを贈る習慣へ変化していったのです。
わが国では?
日本の母の日は、日頃の苦労に対して感謝の気持ちを表す日です。普通カーネーションを贈るのが一般的です。 母の日は世界各国にありますが、由来も色々と違います。日本の母の日はアメリカから伝わった風習です。
母の日の人気プレゼントは赤のカーネーション
母の日のプレゼントの定番は赤のカーネーションです。
今年2023年の第二日曜日は5月14日(日)で「母の日」。日本では、母に対して日ごろの感謝の気持ちを伝える日として定着していますが、「カーネーション」を贈ることも一般的になっています。
カーネーションといっても色々な色があります。しかしあなたが白が好きだからと言って白のカーネーションを贈ってはいけません。
お花屋さんに行くと、さまざまな色のカーネーションがズラリと並んでいますが、そもそも、「カーネーション」という花自体には、「深い愛」との意味が込められています。
しかし、赤、ピンク、黄、白、青などと色が変わると花言葉も変わってきます。
定番の赤のカーネーションは…? まさに母の日にピッタリ!
赤のカーネーションは、「母の愛」や「母への愛」といった意味が込められています。ただし、あまりにも色が濃すぎる赤は要注意です。
黒や紫に近い赤の場合、「欲望」や「心の悲しみ」といった意味になってしまうという説もあるようです。
赤よりも少し雰囲気がやわらかくなるピンクのカーネーションには、「感謝」や「女性の愛」、「母の不滅の愛」などの意味があるといわれています。ピンクは「母」よりも「感謝」がメインです。
赤のカーネーションとはやや異なりますが、ピンクのカーネーションも母の日に贈る色としてはピッタリですね。どちらの色が好きなのかを日常の生活様式から好きな色を想像してプレゼントしてください。きっと喜ばれますよ。
母の日に送る花言葉
花言葉は相手に気持ちを伝えるときに,その花のもつ特徴や香などから象徴的な意味をもたせたものです。
そのため、花言葉には人それぞれのイメージの違いから様々な花言葉が付けられました。赤のカーネーションは、「母の愛」や「母への愛」といった意味が込められています。
ピンクのカーネーションには、「感謝」や「女性の愛」、「母の不滅の愛」などの意味があるといわれています。
バラの花は愛を表現する言葉。ピンク色のガーベラは「感謝」。意外ですが黄色いバラやアジサイ、アネモネは怖いイメージの花言葉がつけられています。
国柄や文化の違いから自分が思っていた花言葉と違うところがあるかも知れませんね。しかし、私たちの生活に欠かすことが出来ない存在の美しい花は、様々なイメージは多くの人に親しまれてきた証しでもあります。
好きな人に花を贈るなら花言葉を添えて贈れば、言葉にするよりさらに気持ちが伝わることになるかもしれません!
花言葉を添えて
さりげなく想いを伝えることが出来る、それが花言葉なのです。
カーネーションや他の商品を贈ることが定番となっている方は多いと思います。なんとなく、贈る側も受け取る側もマンネリ化してしまうような感じは否めません。
そこで一味違う花言葉をそえて贈ってみてはどうでしょうか。プレゼントをいただく人に正直な本音を聞いてみたところ
「花はいつでももらって嬉しい」
「花があると部屋が明るくなるから嬉しい」
とこのようにお花のプレゼントが最高ということがわかったのです。
感謝の気持ちや、相手の幸せを願うような前向きな花言葉を添えてプレゼントすると最高に喜ばれること請け合いです。
父の日は母の日と同じアメリカで生まれた
母の日ばかり取り上げると父の居所がなくなってしまうので、ここに父の日に関して取り上げました。
父の日の由来は、男手一つで育ててもらったアメリカに住む婦人が「母の日」があること知り、父親に感謝する日も必要であると提唱したのです。娘から父への恩返しにより生まれた日だということですね。
アメリカのワシントン州に住むジョン・ブルース・ドット婦人の提唱により彼女の父ウィリアム・ジャクソン・スマートは妻に先立たれ、ドット婦人ら6人の兄弟を男手一つで育てあげたのです。
そんな父に育てられた彼女は「母の日」の存在を知り、父に感謝する日も必要であるとし1909年6月19日(第三日曜日)に制定することを提唱したのです。
父の日の定番のプレゼントとして挙げられるのは、バラです。
特に日本では、黄色いバラが人気といわれています。父の日の提唱者が父親の墓前にバラを供えたことから、父親が元気であれば赤いバラを、亡くなっていたら白いバラを贈るようになりました。
また日本においては、新しい父親像の構築、そして父権の回復・再認識を進める「日本ファーザーズ・デイ委員会」が、「幸福の象徴である黄色」を「父の日」のイメージカラーとしました。そして、毎年「素敵なお父さん」とされた著名人に「ベスト・ファーザー イエローリボン賞」を贈っているのですが、花は特定されていません。
そのため、父の日には黄色いバラが贈られるようになりました。
父の日を提唱した夫人が父の墓前にバラを供えたことから、バラが父の日を象徴する花と言われ、中でも日本の父の日では黄色いバラが人気です。
いかがでしたか
母の日の由来と意味、そして父の日も同じアメリカで生まれたのですね。とにかくプレゼントは誰にでも喜ばれる花のプレゼントでしょう。
そして2023年から母の日も父の日も「花言葉」を添えて贈ってみてはいかがでしょうか。最高のプレゼントになること請け合いです。