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6月誕生石パールの選び方を元担当が教える購入前に知っておくべきこと

投稿日:2019年2月5日 更新日:

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私は約30年間ファッション関係の卸小売りに従事していました。私は広島在住ですが、エリア的には広島はもちろんのこと中四国九州をメインに展開してきました。

たまに関東、北陸とお得意先があったので出張していました。その当時、取り扱いの商品の中ではパール(真珠)ネックレスが非常によく売れていました。

パールは6月の誕生石でその意味と、どのようにして選べば失敗しないのかを知ってほしいことなどをお話ししていきます。

6月の誕生石パールの由来と意味を知ってほしい

誕生石(たんじょうせき)は、1月から12月までの各月にちなむ宝石です。自分の生まれた月の宝石を身につけるとなんらかの加護があるといわれている俗習の一種です。

パールすなわち日本では真珠と言われ、鉱物ではなく貝から採れる自然から生み出される宝石です。 真珠は、貝の体内に寄生虫や小石などの異物が侵入したときに、外套膜が一緒に入ることで作られるのです。 

気品のあるつややかな質感を持つパールネックレスは、冠婚葬祭、おしゃれなファッションなどのツールとしてさまざまな場面で利用されますし、私が担当した宝飾品の中では一番よく売れる商材です。

 またパールの石言葉は健康・富・長寿・素直・清潔です。

パールは1912年にアメリカ合衆国の宝石商組合で定められ、それを基にして、1952年にアメリカ宝石小売商組合と複数の団体組合によって改訂されたものが基準となっています。

パールはいわずと知れた6月の誕生石です。その種類は国によって若干の違いがあります。しかしわが国では1958年に全国宝石卸商協同組合が制定した誕生石が古くあり実際の誕生石の由来や加護の是非に全く関係なく、宝石商の販売戦略に深く関わりがあるようです。

購入する前に知っておくべき、パールネックレスを選ぶ時のポイント

パールの美しさは、下記の6つの要素から成り立っていますので参考にしてください。

1.巻き 2照り 3.傷 4.形 5.色 6.大きさ についてお話します。選ぶときはすべて大事ですが、特に1の巻きと2の照りは最も重要なポイントです。

1.巻き(パール選びには重要)

真珠層が厚いのか薄いのか。という、ここの見分け方が一番難しい所ですね。重厚さとか深みとかの表現につながります。

真珠は元になる核の上に、一枚一枚と真珠層を巻いてできます。巻きとは、真珠層の厚さを指す言葉でその厚みが厚いほど、力強い風格が備わり、中から複雑な色目が絡み合って神秘的な真珠となります。

2.照り(光沢)

ピカッと光り輝いている度合いのことです。キラキラ輝いてる真珠から、輝きが鈍くボケている真珠は見た目ですぐ分かります。

照りと巻きのこの二つが兼ね備わって美しい真珠を言えるのです。薄巻で照り光沢の良い真珠は一見とても綺麗なのですが上辺だけの美しさで、宝石としての美しい真珠は巻が厚く照り光沢が良い真珠です。

3.キズ(エクボ)

エクボとはよく言ったもので貝の中で自然にできた突起や窪みなどです。その程度は大・中・小・無キズ(ほとんどキズがない)に分けられます。

ただし、自然のものですからエクボのない完璧な無キズはないものと思ってください。特に巻き・色・艶が優れているものに限って、どこかにエクボがあったりします。

逆に薄巻きの平凡な珠ほど、キズ(エクボ)がなく、選別しているといつも、不思議に思うほどです。もちろん、キズはないことにこしたことはありません。

でも、そこにとらわれすぎてしまうと一番大事な巻き・艶を疎かに判断してしまうことにつながります。

4.

真円に近いほど高い評価になります。真円から遠くなるにつれてバロックと評価は低くなります。

ただし、真円でないから価値がないということではありません。形の良いバロックは、個性的な美さをかねそなえた真珠です。

ラウンドの中には薄巻きの真珠も多くあります。形だけにとらわれず、巻きのしっかりした、艶が良いという原点を見きわめて判断すれば間違いないパールの選び方になります。

5.

あこや真珠の色は、ピンク系・ホワイト系・クリーム系・ブルー系・ゴールド系などに大別されます。実に多種多様な色がありますね。

昔は、真珠は輸出産業でしたので、ピンク系やホワイト系に人気がありました。しかし、今は、好みも多様化し、巻きのしっかりした、艶が良い真珠であれば色は気に入った色や肌の色に似合うものを基準にして選べばいいと思います。

6.大きさ

真珠の大きさは質とは、あまり関係がありません。 小さくても良い真珠もありますし、大きいからといって質の悪い真珠があるからです。

巻きのしっかりした、艶が良い真珠と大きさとは別問題なのです。大珠(8mm・9mm)を作ろうとした場合、大きな貝を選び大きな核を入れます。

すくすくと、健康的に育った貝だけが真珠層を厚く巻き、質の良い真珠が採れるのです。それは、ひと握りの真珠です。大珠の質の良い真珠が高価である理由はそのためなのです。

もともと大きなサイズの核を入れますので、薄巻きの真珠でも大きなサイズがなりたち、大きさだけで質は語ることはできません。

パールネックレスの選び方について

私がパールに携わってきた中で、やはり一番多く売れていたのがパールネックレスです。

ネックレス(真珠全般)は、大きさは何ミリか、巻きの程度は、照り(肌理や光沢)は、色は、キズの程度は、形はどうかと。

6つの要素がそれぞれ絡み合って価格が決まります。ネックレスは着ければ良いというものではありません。身につけた時、ご本人と真珠が相まって美しく見えることが重要だと思います。

ポイントはまず、照りと巻きを最優先に

身に着けた時、真珠の美しさが表れるのは巻と照りです。キズやエクボがあっても厚巻で照りが優れている真珠は、その厚みと輝きによって身に着けるとキズが目立たなくなります。

パールネックレスは真珠の美しさや風格が表に現れ、身に着けた方を引き立たせるというネックレスになります。

巻きと照りを重要視するのはそのためです。形は本丸に越したことはありませんが、やや丸クラスは、よく見ないと分からない程度であり、着けてしまうと本丸に見える上、価格もお値打ち価格ですので、大変お得なネックレスとなります。

またプレゼント用にネックレスを選ぶには、キズやエクボは無いものを選び小さいキズ程度のものの形は丸い、やや丸いクラスのネックレスがお勧めです。

サイズのポイント

大きさを問題にするのではなく、グレードをふまえて選ばれると良いと思います。

一般的には7㎜サイズのものが人気があります。体の大きさによってもパールネックレスの選び方があります。

よく間違う選方は小柄な方は大きくなく、大柄な方は大きい粒を選びがちですが、それは間違いでその方の性格や年齢によって選ぶべきです。

あまり目立ちたくない控えめな方は7mm、 存在感を表したい方は8mm以上がそれぞれお勧めといえるでしょう。

  • 6mmクラス…細めなのでネックレスでは着けやすく、さりげなくきちんと感を出します。
  • 7mmクラス…標準的なネックレスで特別に大きくもなく小さくもない標準的なサイズです。
  • 8mmクラス…ボリュームがあり存在感が増すネックレスで年を重ねても似合うサイズです。
  • 9mmクラス…ボリューム感いっぱいの存在感溢れるネックレス。アコヤ真珠では一番大きいサイズのネックレスのため、着け慣れている方や  2本目にお勧めのサイズです。

パールの種類について

現在日本でで養殖されるほとんどの真珠が「アコヤ真珠」と呼ばれているものです。(アコヤ貝という貝から採れるため)真珠の大きさは約2mm~約10mm。

色はホワイトピンク系、ホワイトグリーン系からクリーム系、ゴールド系といった物があり、これはアコヤ貝を開いてみたときに初めて分かります。

決して着色はしていません。一般的には数が少ないとされているホワイトピンク系が希少価値が高いとされています。

本真珠

本来は鮑玉(あわびだま、アワビの内部に形成される天然真珠)のことを指すが、現在はアコヤガイの真珠や淡水真珠まで含めています。

天然真珠

天然の真珠貝によって自然に生成されたもので、その貝の中から偶然見つかる真珠のこと。

1920年代に養殖真珠ができるまでは、1万個の貝から数粒しか見つからない程度の確率だと言われ、養殖真珠よりかなりの希少価値がありました。

養殖真珠

真珠貝に核を挿入するなどして、人の手を加えてつくりだした真珠。真珠層の成分と構造は天然真珠と同じで、現在、真珠貝を人工的に採苗して母貝にすることが主流です。

南洋真珠

シロチョウガイ(白蝶貝)から産する真珠。主にオーストラリア、インドネシア、フィリピン、ミャンマーで養殖および輸出されています。

オーストラリア産の南洋真珠は青みがかった色を呈することが多いといわれ、フィリピン産は黄色・金色の珠が多く産出されます。

黒蝶真珠(黒真珠)

クロチョウガイ(黒蝶貝)から産する真珠。主にタヒチ(仏領ポリネシア)で養殖され、ごく僅かですが沖縄県でも養殖されています。

タヒチで生産されるものは南洋真珠に分類されることもあり他の真珠を染色処理し、黒真珠と呼んでいるものもある。

マベ真珠

マベガイ(マベ貝)から産する真珠。主に香港、台湾、インドネシア、奄美大島で養殖されています。

主に半球形で近年では養殖技術の向上で、球形も少量であるが産出されています。

真円の核を挿核して真円の真珠を作ることが難しいため、半円の核を貝殻の内側に貼り付けて半円形の真珠を作るのです。

淡水パール

イケチョウガイやカラス貝といった、淡水生の貝の中に出来る真珠は淡水パール(淡水真珠)と呼ばれています。

現在流通している淡水パールのほとんどは養殖によって生産されているのですが、養殖の際に母貝内に外套膜片のみを挿入し、核を挿入しないことから真珠が真円には育たずライス型やドロップ型といったさまざまな形状の真珠が得られます。

その色も、オレンジや紫など多岐にわたる。淡水パールのうち、粒が小さく安価なものはビーズとして使用され、近年では核を挿入して10mmを超える大玉も産出されるようになりました。

その他の貝の真珠

基本的に真珠層を持つ貝であれば、真珠を産することが可能です。非常に稀であるが、例えばハマグリやアサリ、シジミやホタテなどでも真珠を産することも可能なのです。

パールのお手入れの仕方について

本物の真珠は、人の汗や皮脂に弱く、使用したら乾いた柔らかい布で拭いてあげなければいけません。そうしないと輝きを失ってしまいます。また、ちゃんとした真珠の販売店で購入すると、ネックレスの場合は使ってなくても2年に一回は、中の絹糸の交換を勧めています。

それでは早速お手入れ法についてです。

  1. パールを付けたらその日のうちにお手入れをしときましょう。パールは汗や皮脂に弱く繊細なアクセサリーです。パールの輝きをきれいに保つためには、使ったその日のうちに、お手入れ専用のクロスで汚れをやさしくふき取りましょう。
  2. お化粧やヘアセットを終えてから身につけましょう。化粧品やヘアスプレー、香水などが付いてしまうことは輝きを損なう原因になります。身支度を全部すませてから、化粧品が付かないように身に着けるようにしましょう。
  3. 大切に保管しましょう。高温多湿、直射日光、乾燥、防虫剤からは遠ざけましょう。パールは傷つきやすいため、他のジュエリーと一緒に保管せず、専用のケースか、仕切りのついたケースに保管するようにしましょう。
  4. ネックレスの糸は定期的にメンテナンスしましょう。使っているうちに、糸が劣化し切れやすくなっていきます。2~3年を目安に糸の交換をした方が長持ちの秘訣です。また糸が伸びて留め具をつまんで、まっすぐ下に垂らした時、粒1個分の糸が見えだし始めたら変え時です。

まとめ

いかがだったでしょうか。

私が約30年間、ジュエリー、パールなどの宝飾品に携わった経験から特にパールネックレスを購入する前に知っておいてほしい事をまとめました。

本パールネックレスは高級品ですから、失敗しない賢い購入をして、おしゃれ、冠婚葬祭用として楽しんでいただければと思っています。

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