みなさんはさつまいもは好きですか?
さつまいもは秋に旬を迎える、甘くて栄養豊富な野菜です。
さつまいもおやつにもおかずにもなる優秀食材のさつまいもですが、育て方はとても簡単なんです!
土を選ばず痩せた土地でもよく育つ逞しさをっているので、家庭菜園の初心者にもおすすめの野菜ですよ。
今回のテーマは「さつまいもの植え付け時期と育て方。収穫時期と保存方法の注意点とは?」です。
野菜の価格高騰がささやかれる現在、自宅でさつまいもを育ててみてはいかがですか?
さつまいもの植え付け時期と育て方について
さつまいもの植え付けと育て方について、詳しくみていきたいと思います!
さつまいもは、苗から出るつるを切り取った挿し穂(挿し苗)と呼ばれる苗から育てます。
挿し穂(挿し苗)は5月頃に園芸店などで束になって販売されています。
挿し苗の植え付け時期は、気温が上がる5月上旬から梅雨に入る前の6月上旬までが一般的には適しているとされています。
挿し穂の選び方 挿し穂は長さが25~30㎝、7~8節で葉が5~7枚付いたもの。葉は厚く広い濃い緑色をしていて、苗全体に勢いがあるものが良い苗です。
植付け方法には、水平植え、斜め植え、垂直植えなどの種類があり、鉢やプランターに植える場合は、1~2本を斜めや、垂直に植えます。
畑に植える場合には、畦幅70cm、株間30cmをめやすに、水平もしくは苗の中央部をやや深く舟底形に植えます。
水やりのタイミングは用土の表面が乾くまでは水やりを行わず、乾いたらやるといった感じです。
プランターで育てるときは、植えつけ直後の苗は水分を必要とするので、苗が根付くまでは毎日水やりを行いましょう。(1~2週間)
苗の成長が始まったら乾燥気味に育てます。
必要以上の水やりは控えるのがポイント。
やりのし過ぎは、根が腐ったり病害(疫病)の原因になることがあります。
夏以降、葉色が黄色くなったり青みが薄くなってきた場合は追肥(追加の肥料)を与えます。
草木灰などK(カリ)成分が多い肥料であったり、サツマイモ専用の肥料を与えると良いです。
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さつまいもの収穫時期はいつ?
さつまいもの収穫時期はいつ?さつまいもは苗を植え付けた3~4か月たった9月下旬~11月ごろが収穫時期となります。
収穫の目安は、葉の色が薄く、赤色や黄色など変色し始めた頃が最適です。
さつまいもは、雨が続いたり天候が荒れた日が続いたあとにすぐ収穫してしまうと、さつまいも自体に傷がつき、余分な水分も吸ってしまい腐りやすくなってしまいます。
収穫するタイミングは晴天が続いた日に行うのがお勧めです!
まずは茎葉を株元から3㎝程度残し、他は全部切ります。
そしてさつまいもを傷つけないようにシャベルなど使いながら、株元を持って掘り上げて下さい。
さつまいもの保存方法の注意点について
さつまいもの保存方法と注意点について…さつまいもは掘り上げたら直ぐに洗わず、土を軽く落とします。4~5日程度日陰で放置し、乾燥させます。
収穫後に一定期間置くことで、甘さを増したり果肉を柔らかくする処理のことで、追熟と言います。
土が乾いたら、新聞紙に包みさらに発泡スチロールや段ボールなどに入れて、風通しのよい冷暗所で保存します。
さつまいもを保管しておく温度は、13℃〜15℃の常温保存が理想です。
保存方法としてNGなのは、冷蔵庫で保存すること。冷蔵庫の中は乾燥しやすく、さつまいもそのものを黒色に変色させてしまいます。
時間が経つとさつまいもを包んでいる新聞紙が湿ってくることもあります。あまりにも湿っぽく感じたら新聞紙を交換するとよいでしょう。
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まとめ
今回は、秋の味覚さつまいもの植え付け時期と育て方。収穫時期と保存方法の注意点とは?を紹介しました。
さつまいもは、意外にもビタミンC、ビタミンEを多く含み、美容・美肌に効果があるとされています。
またβ-カロテンやビタミンB1、B2、B6のほか、カリウム、鉄分などのミネラル成分も豊富。整腸作用のあるセルロースの含有量も多く、便秘の解消が期待できます 。
そんなパーフェクト食材のさつまいもをぜひ自宅で育ててみてくださいね!
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