秋の代名詞とも言える”サンマ”
最近は、1年中スーパーで見かけますが、旬の時期のサンマの美味しさは、まさにけた違いです!!
ちなみにサンマは漢字で「秋刀魚」と書きます。
その由来は、秋に獲れる刀のような形の魚なので「秋刀魚」と書くようになったといわれています。
この記事では、サンマの旬の季節や美味しいサンマの見分け方と美味しい食べ方について紹介していきます。
サンマの旬は?
実はオホーツク海にいるサンマ漁は、7月ごろから開始されるのです。
ですが、9月中旬〜10月中旬頃に北海道の襟裳岬沖から、南下しはじめるサンマが一番脂がのっていて美味しいと言われています。
なので、1年のうち、たった1カ月程度がサンマの旬と言えます。
この旬の時期には、体長30cm以上あるおいしそうなサンマを、スーパーなど店頭などでもよく見かけます。
一方で、10月下旬以降の、旬を外れたサンマはサイズが小さくなり、脂ののりも減ってきます。
旬を過ぎたサンマの多くは、干物など加工されて販売されることになります。
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美味しいサンマの見分け方
サンマの旬は9月から10月ということは前述した通りなのですが、だからこそ、この時期にサンマを見かけたら、ぜひ味わってみてください。
ところで、せっかくなら、できるだけ美味しいサンマを買いたいですよね?
ですので、サンマの美味しい見分け方をお伝えしたいと思います。
サンマの特徴
- くちばし(口のところ)が黄色くなっている。
- 目が澄んでいる。
- 全体に光沢があるそうだよ。
- お腹が丸々としていて、厚みがあるもの。
以上が一般的においしいと言われている、サンマの特徴です。
美味しい食べかた
一年中味わうことのできるサンマですが、同じサンマでも、脂ののった旬のサンマは、お刺身など生で食べることが断然おすすめです。
鮮度の良いこの時期にしか味わえない、贅沢な限定品なのです!!
また、定番の塩焼きも、旬の時期のサンマは格段の美味しさです。
サンマの塩焼きのポイントは、丸ごと焼くこと!!
ほかの魚は、切り身などで食べられることも多いですが、サンマに関してはは逆効果です。
切り口からうまみや脂が逃げてしまうのです。
なので、できるだけサンマは、丸ごと焼くようにしましょう。
また、焼く前の下処理も大切です。
【サンマの下処理】
- 白い腹の部分についているうろこを、包丁などでこそげ落とした後、流水でさっと洗う。
- キッチンペーパーでしっかり水分をふきとる。
- 両面に多めの塩をふり、手でなじませる。
- 中火でじっくり焼く。
脂の多い秋刀魚は、塩を多めにふることで、皮がパリパリ、身がふっくらと焼き上がります。
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まとめ
今回は、サンマの旬の季節や美味しいサンマの見分け方と美味しい食べ方について紹介しました。
サンマには栄養素がとても多く含まれています。
中でも、DHA(ドコサヘキサ酸)とEPA(エイコサペタンエン酸)と呼ばれるものが、
老化による動脈硬化や血液のドロドロを防ぐ成分として注目されています。
シニア層だけでなく、子どものころから積極的に摂取したい成分が、サンマには多く含まれているのです。
秋に旬をむかえるサンマを、ぜひ味わってみてくださいね。
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