心筋梗塞になる人は、急性心筋梗塞が最も多いのではないでしょうか。私はお医者さんではありませんが、心筋梗塞の体験者としてできるだけ早く早期発見、治療をお勧めします。
私は約10年以上も前に急性心筋梗塞で手術して現在はステントを入れたままで、仕事を継続し元気で頑張っています。その体験を通して心筋梗塞にならないように前兆チェックと食事療法を主に伝えていきますので最後までお読みください。
目次
心筋梗塞の前兆チェックと体験
私は今から約10年以上も前にさかのぼります。2011年平成23年5月1日(日)夕方風呂に入り頭を乾かすために、ドライヤーを右手に持って乾かし始めた時、左胸に痛みを覚えました。
そのまま続けて髪を乾かしていたのですが、今まで経験したことがない痛みが続きました。痛くて痛くて続けることができなくなり、立っていることもできなくなりました。その後、私はベットに横たわって痛みをこらえたのですが、痛がっている状況を家族に見つかりました。ずっと痛みが止まりません。
その時「救急車を呼ぶ」という選択肢があったのですが、
つい私は見栄を張って救急車を呼ばずに、そして近所の人にわからないようにタクシーを呼んでもらいました。
その後のことは下記の「私が経験した心筋梗塞の体験談」で詳しくお話ししていきますので、そちらを読んでくださいネ。
ネットで調べたのですが、心筋梗塞の前兆の症状など下記のようなことが見られます。
●胸の痛みがたまにある ●胸の左半分に痛みがある
●体のだるさがある ●運動すると胸が締め付けられる感じがする
●冷や汗をかくことがある ●手足の皮ふが冷たいと思うことがある
そのほかに生活環境の中で↓
■動悸・息切れ・胸痛がある ■食生活の乱れ(塩分・糖分・脂質の多い食事)
・ストレスの多い生活をしている ・喫煙をする
・疲れやすくなった ・運動不足
・むくみがある ・生活習慣病がある
以前は問題のなかった軽い運動時や安静時に発作が起きたり、痛みの持続時間が長くなったりするのは、短期間で心筋梗塞へ進行する可能性が高いので、特に注意が必要と言われています。
必ずしも、心臓周りに前兆の症状が現れるわけではないので、「心臓の異常とは気がつかない」「心臓の異常とは結びつかない」場合もあります。それが通常はわからないので、その場合は事前調査が必要になります。
心筋梗塞予防の食事療法
私はお医者さんではないので私の経験則から私が取った食事療法について少しお話ししましょう。
やはり心筋梗塞になるのは、肥満、たばこの吸い過ぎ、アルコールの飲みすぎ、酸性食物(動物性)の取り過ぎ、塩分の多い食べ物などの取り過ぎから始まります。
まとめますと
低脂肪 糖質控えめ 適性カロリーの食生活 減塩(1日6g未満) 不飽和脂肪酸を多く含む青魚を食べる 野菜から食物繊維、ビタミン、ミネラルを補う 適量のアルコール摂取(日本酒1合) 適量のカフェイン摂取
などといわれていますが、
カロリーの制限、塩分の6グラム以下を入院先の栄養士から言われました。
- 低脂肪の食事にすることで適正体重を維持でき、肥満予防になります。また動物性脂質やトランス脂肪酸を控えることで、LDLコレステロールを抑えられます。
- 糖質を控えることは血糖値のコントロールだけでなく、中性脂肪の上昇も抑えます。中性脂肪が増加するとLDLコレステロールが増加しやすくなります。
- 減塩をすることで高血圧を予防し、心臓への負担も軽減できます
- 過度のアルコールやカフェイン摂取は神経を興奮させ、心臓に負担をかけてしまいます。
生きていくために食事が人間にとって一番大事なことですよね。上記のことばかり考えて食事をすると、逆にストレスがたまり心筋梗塞の原因にもなりかねます。
私は手術以来、10年以上も元気で長生きしています。毎月心電図を撮ったり半年に一回血液検査をしたりしていますが検査結果の表をいただくたびに、手術をしていただいた先生から「すべて良好です」と言われ続けています。心筋梗塞になったことがない人よりも元気だともいつも言われます。
ただ私が取った食事療法は、
1.毎朝バナナを食べることと、砂糖抜きのコーヒーを飲むこと
2.昼は好きなものを食べています。例えば昼にはコンビニの弁当、おかず、外食(肉など)をしています。
3.夜は糖質制限の摂取量を抑えた「まごころケア食」の宅配弁当を取っていることです。毎日の献立を考えなくても良いので、楽勝です。気になる方はコチラで確認してください。
いかがですか。
食事に関しては、考えるとストレスになる人が多い中で、ほとんど私は考えることはしません。ただ昼の食事だけは楽しみです。「1日に1回は食べることを考える」と言うよりは、「どこに何を食べに行こうか」などを考えると楽しみです。これが元気の秘訣かもわかりませんね。
私が経験した心筋梗塞の体験談
今は食事も楽しみながら元気で仕事もこなしています。冒頭にも書きましたように私は約10年以上も前に急性心筋梗塞で手術して現在はステントを入れたままで、仕事を継続し元気で頑張っています。冒頭の話に戻りますが、近所の手前救急車を呼ばずにタクシーで「広島市民病院」に行きました。時間はたぶん夜の6時前後だったと思います。
しかし先客がたくさんいて、順番ですから並んでくださいと言われていました。
その時も私は胸が痛かったのです。でも待つしかありません。
心筋梗塞とは知らなかったのですが手術はできるだけ早い方が良いと言われています。
その時私は一生、忘れられないことが起こったのです。当日循環器専門のお医者さんが当番医だったのです。そしてその通りがかりに言葉のやり取りを聞いていて、「すぐコチラに連れてきなさい」と言われたそうです。即手術です。後からビデオを見せていただいたのですが、血管が完全に壊死して血液が流れていない状況でした。もっと時間がたつと「死」に至りますと言われ、本当に通りかかった先生に感謝です。
今でもその手術をしてくれた先生にずっと見ていただいています。1ケ月に1回は定期検診していますが体温、心電図、血液、血圧なども正常です。今となってはその先生に感謝しても感謝しきれません。あの時に先生が通っていなかったら「ぞっと!」します。
私の体験の中から一番に思ったのは、何はともあれ「救急車」を呼んで病院に行くことです。たまたま通りかかった先生がいたから、本当にマンが良かったと思います。
皆さんももちろん日常生活は気を付けるのが一番ですが、このようなことが起こったら、絶対に「救急車」を呼んでください。そうしないと順番を待たされ遅くなりますと大変なことになります。今だから言えることですけれどね。タクシーではなく救急車ですよ。絶対にね。私は本当に運が良かったのです。
それまでの私はすこぶる元気中の中の元気で一杯でした。私が心筋梗塞になるということは、まったく想像もしていなかったのです。
なぜこのような病気になったのか、今考えてみるのに私はたばこを吸うのは20年前にやめていますしアルコールはほとんど飲みません。
というよりも体質がビール一杯飲むと顔が真っ赤になります。だから人前にも出られなくなるので、当時から今もほとんど飲みません。
こんな日常生活なので心筋梗塞になること自体想像もつかなかったのです。なぜなったのか自問自答してみました。今考えるに一番の原因は「ストレス」からだと思います。私は小さいながらも約40年以上も会社を経営してきました。その中で売上と資金繰りに関してが一番のストレスだったと思います。
この悩みのストレスがたまってきたのではないかと思います。単純に「売り上げと資金繰り」と文字で書けは短いですが、この中にはものすごい多くの起承転結の物語が入っています。精神的なストレスが一番ではないかと思います。
でもこれに反してストレスを感じない人もいます。性格がものすごく強い人なのでしょうね。本当にうらやましいばかりです。私の原因は100%ストレスからではないとは思いますが、若い時からの無理がたたったのでしょう。
でも心筋梗塞になってからは経営から外れて約10年以上になりますが、そういったストレスはなくなったお陰と思っています。私の経験則から下記に心当たりがある方は特に気をつけましょう。
●経営者の方 ●煙草を吸っている人 ●酒、ビールなどアルコールをたくさん飲む人 ●常に血圧の高い人 ●疲れやすい人 ●肥満の人...などなど。
心当たりの方は、事前に定期チェックをしておきましょう。定期チェックはコチラです。
心筋梗塞を発症した場合は約40%が死に至るとされています。あなたも私のようにならないように気を付けてくださいね。
健康寿命を延ばす定期チェックを
やはり加齢になると、心筋梗塞、脳梗塞になる確率は高いと言われています。そのためには全くの症状が現れた後では遅いです。症状が現れる前に定期的なチェックが必要と思います。
だからいくら歳をとっても寝たきりや病気で長生きしたのでは、人の世話になるので意味がありません。健康な体を維持して元気な体で毎日を楽しむべきと思います。
そして健康寿命を延ばすには早期診断、早期治療が大切です。ここは重要です。定期健診と同じことですから。ぜひ実践してください。
まとめ
いろいろと、私が体験した中で心筋梗塞を克服して元気で働けるようになった方法を記事にしてまとめました。少しでも読者の方の参考になればうれしいです。
ストレスの解消と食事が大事だと痛感しております。読者の方もこれから健康寿命を延ばすなら、定期検査、定期チェックが重要です。少しでも参考になればうれしいです。
定期チェックの確認はコチラからどうぞ!