集客にお悩みのブティック、洋品店、婦人服店、寝具店、呉服店、化粧品店、宝石店、時計メガネ店、エステ店、美容院、進物店などの専門小売業、サービス業、卸業の方必見です。
このような業種の方には大変役立つ効果的な「小売店必勝販促術」レポートです。ぜひ実践してください。
■「お客さんが再来店する理由」を用意する■
今の時代は集客が大変です。この戦略が解決すれば楽勝です。しかし小売店の経営者の悩みはつきません。
また放っておくとお客さんが、ざるから水が流れるように減少していきます。そのような危機感は経営者であれば、誰でも持ち合わせていますね。
そこでです。クリーニング店の集客をヒントに考えてみました。さて誰でも汚れた洋服をクリーニング店にもちこんだことがありますね。どのような仕組みになっていますでしょうか。
考えてみてください。と言っても考えることもありませんよね。
ここが大きな集客ポイントになります。クリーニング店には独特の仕組みがあります。集客に苦しんでいる店からすると、羨ましい集客戦略が当たり前のように実践されています。
「必ず再来店してもらう」
クリーニング店は再来店を義務化する仕組みに自動的になっています。どんな仕組みかって?
もうおわかりですね。出したクリーニングの洗濯物を取りに来てくれます。クリーニング店は、お客さんの洋服を預かって洗濯してお返しするサービス。
一回のクリーニングで「預かる」「返す」の2回、お客さんとコンタクトします。
お客さんは預けた洋服を返してもらいに、必ずもう一度来店してくれます。無理やりではないですよ。強制でもないですよ。
必ずもう一度、文句も言わずにカンタンに再来店してもらえるような戦略なんて、そうありませんよね。
これは 再来店を約束したスゴイ集客戦略です。そこでです。
あなたの店にクリーニング店の再来店してくれる仕組みを応用できないか考えてみたらいかがでしょうか。
ただ、お客さん全員に求める必要はありません。一部のお客さんだけでも必ず再来店することができれば、すごいことになりますよね。
集客の発想のヒント「再来店」
お客さんのモノまたは情報を預かると、必ずもう一度来店してくれます。
たとえば
① お客さんから預かって次回までに「磨いて、あるいはなおして変身」できるものを考えましょう。
例えば、洋服などのリメイク、寸法直し、シューズの直し、ジュエリーの新品仕上げ、など。
② お客さんが「自分でもっていると大変」でお店に預けた方が楽なモノなど。大きいもの、小さいもの、高価なもの、主人に見られたくないもの、など。
あなたのお店で預かられるもの、直しができるものはないか、よく考えてみてください。
お客さんの開拓には新規客開拓と深耕開拓があります
リアル店舗での売上には、新規のお客さんを集客して売上を上げる場合と
既存客を集客して売上を上げる場合があります。
開拓には新規のお客さんを開拓する場合と既存客を開拓する場合があります。
「既存客を開拓って?」 と思われたのではないのでしょうか。それでは既存客の開拓についてお話しします。
例えばAさんという固定客に、ブティックの場合は洋服がメインですからAさんに洋服を売りますよね。
宝石店では宝石がメイン なのでAさんに宝石を売ります。呉服店では呉服がメインですからAさんに着物を売りますね。米屋さんはコメを.....。
当たり前の話ですが...。
昔の商店は専門店といって、このように定番の商品だけを販売していました。呉服屋は呉服を、宝石店は宝石だけをAさんに販売していたのです。しかし「既存客の開拓」というのは深耕開拓という意味なのです。
「深耕開拓って?」
深耕開拓とは既存のお客Aさんに呉服店であれば、もちろん着物の販売がメインですが、Aさんに宝石や洋服や寝具などを販売していくやり方が 深耕開拓と言います。
今はこのやり方が主流になっていると思います。
しかし
昔は「うちは呉服屋だから着物しか売らない」 「うちは美容院だから物品販売はしない」
などの理由で販売を拒んできた店が多かったのです。だから深耕開拓というのは、非常に大事なキーワードになります。
この深耕開拓というキーワードは30年以上も前からありますが、実際には実践しているけど知らない人が多いです。
売上を多く上げるには絶対的な販売戦略です。新規客ばかりが売上増ではないのです。だからこの深耕開拓というキーワードを戦略的に意識してほしいです。もう一度考え直す必要がありますね。
いかがでしたか。
ぜひ実践できるところから実践していきましょう。とにかく小売店の集客が難しいため、どこの町に行っても商店街でのシャッター通りが多いです。
昔を知る人間としては、非常にさみしい限りですで「小売店必勝販促術」を見直して、実践していきましょう。
まとめ
大変役立つ効果的な「小売店必勝販促術」のレポートはいかがでしたか。今回は集客増のための「お客さんが再来店してくれる」戦略と顧客開拓についてレポートしました。
特に再来店してくれる戦略を実践できれば、他店との差別化にもつながって大いに繁盛店になりますよ。ぜひお役立てください。
次回は「わずか2日間で1ケ月分の売上を稼ぐため」の
■ 販売促進 集客のための販促ネタの考え方 その② ■
どんな仕組みをつくれば、お客さんが来店したくなるか。いかにフロントエンド商品を前面に出して集客増を狙うか。
それはお客さんが「来店したくなる理由」を意識してつくるです。
わずか2日間で1ケ月分の売上を稼ぐためには、小売業としては日頃から集客について考えていく必要があります。その実践例を次回はレポートしていきますのでお楽しみに。